ちゃんと考えること―今ほどその必要性が叫ばれている時代はないのではないでしょうか?「教育のためのTOCシンポジウム」では毎年、教育のためのTOC(TOCfE:TOC for Education)の3つの思考ツールによって目覚ましい効果が生まれた数多くの事例が、教師はもちろんのこと、一般の社会人やお父さんお母さんたち、そして直接子どもたちの手によって共有されています。

教育のためのTOCは、世界20か国以上の教育の場で活用されている、とてもシンプルな考えるための道具です。この道具は、ものごとのつながりを考える「ブランチ」、意見の対立について考える「クラウド」、目標を達成する方法を考える「アンビシャス・ターゲット・ツリー」の3つで構成されています。これらの3つの道具は、まだ文字の書けない幼児でも活用でき、発達障がいをもつお子さんと大人たちとのコミュニケーションにおいても活用されている事例などもあり、様々なエリアで成果が生み出されています。また、このシンプルな道具のパワーは、ビジネスの場でも認知され、子どもから大人まで広く活用されています。

今年で第6回目となるシンポジウムでは、この3つの道具の活用事例が全国各地から参加する様々なプレゼンターによって発表されます。また、フィリピン マラボン市の教育長でもある、ジェニリン ローズ ベサ コルプス氏をお呼びし基調講演をおこなっていただきます。是非お見逃しなくご参加ください。

会場でお会いできることを楽しみにしております!

(協賛:株式会社日立製作所、株式会社ゴールドラットコンサルティングジャパン)

▼開催告知チラシ

第6回 教育のためのTOCシンポジウム 詳細

開催日時:
2017年2月12日(日)
9:30開場 10:00開会 17:00終了、懇親会17:30-19:00

開催場所:
京都大学 法経済学部東館 2F 法経三番教室
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/

参加費:
・一般(シンポジウム・懇親会) 7,000円
・一般(シンポジウムのみ) 5,000円
・高校生以下(シンポジウム・懇親会) 無料
・高校生以下(シンポジウムのみ) 無料

お申込み:
下記のPeatixイベントページからお申し込みください。
http://peatix.com/event/228768

募集期間:
2017年2月5日(日)23:59まで
(いつも早期に定員になってしまいます。お申し込みはお早めに。)

キャンセルポリシー:
(1)1月末まで
・キャンセル料は発生しません
・Peatixのイベントページより、主催者にご連絡下さい
(2)2月1日以降
・返金致しかねますのであらかじめご了承下さい
・ただし、譲渡は可能ですので、その場合もPeatixイベントページより
主催者にご連絡下さい

タイムテーブル:

9:30 受付開始
10:00 基調講演とトークセッション ジェニリン ローズ ベサ コルプス博士
『フィリピンの学校教育におけるTOCfE導入と普及までの旅路(仮題)』
11:45 昼食休憩
13:00 TOCfE事例発表(家庭や職場、学校などでのTOCfEの活用事例 8事例:詳細は下記参照)
(適宜休憩が入ります)
15:30 全体ワークショップ ~実際にTOCfEのツールを使ってみよう~
17:00 終了
17:30 懇親会(~19:00 大学内のカフェテリアで開催します)

※内容は予告無く変更される場合があります。

基調講演 「フィリピンの学校教育におけるTOCfE導入と普及までの旅路(仮題)」

TOCfE Symposiumスピーカー:Dr. Jenilyn Rose Basa Corpuz
(ジェニリン ローズ ベサコルプス博士)
OICフィリピンマラボン市立教育委員会教育長パブリックマネジメント開発プロジェクト修士家政学博士(フィリピン大学)

コルプス博士は20年に渡る、TOCfEの実践者であり、中学教師、校長を経て、各地域の教育長を歴任しながら、人口260万人のケゾン市の小・中学校全域にTOCfEを導入してきました。

これまでに、地域の9割を超える学校長が彼女のTOCfEのトレーニングを受講しています。

彼女は「子供たちをイキイキとした生涯学習者に、そして生産的で責任感のある大人へと成長させるための教育」の推進に力を注いでいます。「全ては変えられないかもしれないが、フィリピンの生徒たちに良質で公平な基礎教育をもたらすため、果てしない改革の第一人者でありたい」をモットーに活動を続けています。

発表事例

No. 発表者 タイトル お住まい
1 飛田基さん 宿題が終わらない-スマホ漬け女子中学生の問題解決 東京都
2 富樫俊之さん サハラマラソンへのATT活用事例 神奈川県
3 山田慶太郎さん ツールの導入って難しい?会議が変わる質問のコツ 大阪府
4 岡部湧香さん 教える側のエゴ 京都府
5 若松美洋さん 自分で未来を切り開いていくTOCfEツールのあれこれ(仮) 神奈川県
6 渡辺勝也さん 地方コミュニティ「滋賀の会」の成長と発展の道のり 滋賀県
7 竃渕洋平さん TOCfEを100名の新人研修で伝える際に大切にしたこと 神奈川県
8 若林靖永さん 教育のためのTOC マスターへの道 京都府

協賛:

HITACHIgoldratt consulting