大戸吉一様より
1. どのような事例に適用しましたか?
息子(小3)の字がとても汚く、それが原因でテストの答えが(正しいのに)バツにされることもあった。この問題の解決方法を、クラウドを使って考えさせてみた。
3.やった結果はどうでしたか
彼に質問をしてクラウドを埋めていった。すると、以外にもすらすらと質問に答え、あっという間にクラウドが出来た。D→D′→B→Cと順調に進み、そして共通目的のAでも、5秒くらい考えた後にスッと答えた。でもその答えは私の想定していたものとかなり違ったためか、自分もはっとさせられた。
4.やったことで分かったことは何ですか?
子供は私が思っていたよりもちゃんとロジカルに物事を見て、考えていることが分かった。そして、自分のこと(=部分最適)ではなく、クラス全体のこと(=全体最適)を共通目標として上げたことが意外だった。幼稚園と違い小学校では、勉強を含め、より集団を意識しながら行動しているようだ。
5.次にやることは何ですか?
あらためてクラウドを見直してみると、DとD′は必ずしも対立するわけではないことが分かった。「速く、しかも上手に字を書く友達はいないの? 」というと 「・・・いる」という。「じゃあ、その子はどうしてそれが出来るのか、考えてみたら?」と言って、本人に考えさせている。
6.それをやることのメリットは何ですか?
・字がうまくなる
・成功体験を聞くことで、その友達ともっと仲良くなる
・他の字が汚い友達に、字がうまくなる方法を教えることができる
・クラスの皆が字が上手になって、クラス全体の成績が良くなる