日時:6/22(金)19:00~21:00 TOCfE関西分科会
場所:キャンパスプラザ京都 no teletrack online payday loans 2F 第1会議室
参加者:30名
Ustream参加者:平均20名

■今回のテーマ
考える力を育てる~子育ての悩み根こそぎ解決~
■講師
飛田 基 氏

■飛田氏の自己紹介
宇宙飛行士を目指していた飛田少年、その夢を実現するため35歳まで突っ走ってきたが
宇宙飛行士の試験(3/1000の難関)に落ちたその時、改めて自分のやりたいことを思い返してみた。

本当に自分がやりたいことはなんなのか?を考えた。
人を感動させ、やりがいを与え、そして協力し合えるチームを作ること。
それは宇宙飛行士じゃなくてもできるのでは?を考え、転職。
その時に出会ったのがTOCだった。現在はTOCfEの日本支部の事務局長として活動中。

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■家庭教師を始めるときの状況
生徒は高校2年生の男子。数学、物理、化学、世界史が苦手で、次の期末考査で成績か悪いと留年。
実際には中間考査の数学…4点(100点満点)
数学に必要な成績:78点…学年トップ3に入る成績。
期末考査まで6週間。赤点ひとつなら留年回避も。
そんな男の子の家庭教師をしながら、TOCを通して接した成功事例です。

■本人との話し合い
何が分からないのか確認したが、分からない所が分からない。
また暗記が苦手で、そもそも何で勉強が必要なのか?もわかっていない。

どこからスタートラインかを明確にすることに成功。

■作戦会議。
本人はとある事情で、6週間で60時間しか勉強時間を取れない。
これらを休まずに試験対策をすることは本当にできないか?
数学の出題範囲を勉強するには100時間が必要だったが12時間しかない。
現状の問題に同意することができ、やる気を引き出した。

■クラウドの活用
wachovia bank personal loans 数学…分からないところも分からないほどに分からない
本人の考えたソリューション
(1)ヤマを張る…結果として過去問からでもヤマは張れる
(2)授業をちゃんと聞く…結果として先生の心証も良くなり内申点も期待できる

■ブランチの活用
暗記は苦手だったが、歴史上の出来事を因果関係で結びつける方法で覚えることに成功。

■アンビシャスターゲットツリーの活用
どうして勉強しないといけないのか?
そもそも何事も経験者から教わるのが一番の近道、一流から学ぶのが一番。
教科書は一流のやり方の宝庫。
自分のやりたいことで一流になれる可能性を作るために、自分の人生と勉強のつながりが分かり、
学校の勉強にも意味があるがわかった。

■結果
数学は学年平均点に。他の苦手科目は何とか及第点でだったが進級決定!

■お母さんからの手紙、本人のビデオメッセージの紹介

1回90分の家庭教師の時間の中で、上のような話をしたのは休憩時間の10分程度、週に2回の家庭教師だったが、
1000 dollar personal loan online TOCfEのツールで、ものごとを理論づけて整理することが可能になったことがうれしい。

■ゴールドラット博士のの4つの信念
1)人は善良である…赤点を取るような子にも、夢に向かって努力できる力はある
2)ものごとはシンプルである…根本的な問題を解決すればうまくいく
3)対立は必ず解消できる…あるべき姿を簡単にあきらめない、勉強と人生の目標は両立できる
4)知っているとはいわない…もっと広くTOCfEのソリューションを、多くの子どもたちに

■質疑応答
Q:TOCfEの手法は、組織や大人に適用するのは難しいのではないか?
A:個人的には、子どもに説明するのも、大人に説明するのも変わらない。
会社で昇進に躊躇する社員のモチベーションアップに役立った事例、
シンガポールの刑務所に導入し、囚人の再教育に採用されている事例、など紹介
海外では、学校で幼児・児童教育に用いられる例が多いが、日本では法人の採用例が多い

8/16~19に東京で行われるTOCfE国際認定資格セミナーや、東京や関西分科会の紹介がありました。

TOC(fE)は初めてという参加者も半分くらいおられましたが、そんな方でも、
今回の事例紹介はわかりやすく、かつ衝撃的だったのと思います。

第9回TOCfE関西レポータ:松山、安田
文章整理:世話人 東