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2014年2月23日(日)開催!TOCfEシンポジウム2014

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教育のためのTOC シンポジウム2014本年も、恒例のTOCfEシンポジウムを開催致します。
http://kokucheese.com/event/index/141903/

回を重ねるごとにプレゼンテーションの内容が濃くなっていくのと同時に、参加者の方々も多様になり、より広く日本でTOCfEが活用され、成果が出ていることを実感します。

第3回目となる本年のシンポジウムは以下の要領で開催致します。奮ってご参加下さい。

TOCfEシンポジウム2014 詳細

  • 日時:2014年2月23日(日)

9:00開場 9:30開会
17:00終了
(懇親会@TKP渋谷  17:30-19:30 会費は懇親会会場にて別途)

http://kokucheese.com/event/index/141903/

アジェンダ

9:00 開場

9:30-9:50 オープニング

9:50-10:50 基調講演 マチェック・ウィニアレック氏、TOCfE Poland ディレクター

「読み書きのできない子供へのTOCツールの教え方」
(TOCのエキスパートによる通訳が付きます)

TOCfEシンポジウム
休憩(10分)

11:00-12:00 事例発表1 (以下、敬称略)

【職場/家庭で使うTOCfE】

事例1 大東直美(障害者施設代表)

障害を持った人を職場で受け入れるかどうかの対立

生きにくさを持った発達障害の子供たちを支援している私どもの事業所で、軽度の発達障害をもった男性を実習生として受け入れ、将来は非常勤として仕事をしてもらおうとした。
そのことに対して職員から反対の意見が出る。
事業所としては男性を受け入れたいと思っているが、理解納得してもらえない。

事例2.安田淑恵(臨床心理士)

臨床心理士的TOCfEの使い方

私は臨床心理士として,「漠然とした不安」に悩む数多くの社会人や高校生とそのご家族の相談にのっています。
「漠然とした不安」は大きくなると,心や身体の調子を悪くしてしまうやっかいなものなのですが、この正体を明らかにすることは簡単なことではありません。
ところが、この「漠然とした不安」をクラウドを用いて扱ってみると,相談者も(私も)不思議なほど,短時間で「何を不安に感じていたのか」が,はっきりと分かるのです。この時点で不安の正体が見えてくる事で、メンタルヘルス不調に陥ることを未然に防ぐ事ができます。
相談時に活用しやすいよう,使う順番を少々アレンジしていたり,使用時期にも注意を払っています。
会社でのメンタルヘルスマネジメント等で使っていただけるよう,ポイントもお伝えしたいと思います。

事例3.小路 慎浩

携帯メール利用の弊害を長女と分析してみた

親が感じた懸念事項を、「こんな場合は?」という起点のみを与えて、長女自身がロジックを組み立て、メールが友人関係悪化の可能性をもつことの怖さを実感。一方通行では得られない、深い理解に繋がった。

事例4.高橋真澄

子育てお父さんの奮闘TOC

高橋家は私と妻、9歳、4歳、2歳の3兄弟の5人家族で、日々何かしらか事件が起こり、親である私達もきりきり舞い。
ゲームソフトをなくして大泣きする長男、ショッピングモールで跳ねまわる次男、部屋が片付かないと嘆く私達の問題に、TOCで立ち向かった軌跡をご紹介致します。

12:00-12:20  TOCfE総会

12:20-13:10  ランチ

13:10-14:10 事例発表2

【TOCfEのコミュニティ活動】

事例5. 森 雄哉

TOCを1ヶ月で1回の実践だった私が1ヶ月で150回使えるようになった方法

学んだTOCを効果的に活用できずに悩む、TOCfEを学んだ人へ向けた悩み解消の実体験です。
私がTOCfEの四日間を過ごした後、試行錯誤を続けるものの手応えを感じずにもやもやと1年間を過ごした中で気付いた思い込みと、その解消が特徴の事例です。今からでも、一人でも、毎日の中で手応えと納得を感じられるようになったシンプルな工夫をお伝えします。
とりわけて下記の人に役立てられるように想定しています。
・練習したいけど時間が取れずに悩んでいる人
・使いたいけれど機会が少なくてモンモンとしている人
・ツールを使うたびに時間がかかって疲れてしまう人
・時間をとってちゃんと実践したけれど解決できなくて挫折してしまった人
・周りの人にTOCfEのツールを使ってもらえずに悩んでいる人

事例6.中 大和、川野 慎、納富 隆裕(TOCfE Bootcamp)

30分でできる!「アウェイ」でTOCfEを広めるための「追体験アプローチ」

TOCfEの名前を出した勉強会ではTOCfEを知っている人ばかり。私たちは参加者がTOCfEもTOCも知らない人が多いアウェイな場で、TOCfEを使ってみたいと思ってもらえるセッションをしてきました。
場面は二千人規模のITエンジニアが集う、最新の技術についての知識交流を行うカンファレンス「Developers Summit」。TOCfEの話ができるのは実質30分程度という短い時間で、TOCfEを使ってみたいと思ってもらうために私たちが考えたのは「追体験」。現場での問題を取り上げ、最初に描いたクラウドから修正?解決策?実施した結果までの流れを考えた事・葛藤・思い込みを交えて話し、参加者の方々が今問題に取り組んでいる気持ちになれるような発表を行いました。
その「追体験」ストーリーを10分間に凝縮してお伝えします。

【教育現場で使うTOCfE】

事例7.佐々木宏展(公立中学教員)

学級経営でTOCfEを使ってみた

新年度を迎えると新しい学級では、今年の「学級目標」を立てるのですが、往々にしてそれは立てっぱなしになり置き去りにされていきがちです。とはいっても先生にも時間的制約があって、「学級目標」に限らず、なかなか色々なことを子どもたちの側について一緒に考えてやることもできません。そこで週に一回開催している「班長会議」で、京都のセミナーで勉強したアンビシャスターゲットツリーを使って、生徒たちにリーダー性を育成するということをめざし、「短時間で、先生が介入せず、自律的に考える」ことを目的として取り組みました。

事例8.高須昌子(大学教員)

TOCfEをさりげなく大学のゼミに取り入れる

大学教員にとって、新しい科目を追加することは、大勢のコンセンサスが必要であり、負担も大きく、難しい場合が多い。
今回は、「ソフトマター」をテーマにした大学1年の少人数ゼミにおいて、TOCfEの要素を導入した。ソフトマターとは、やわらかい物質のことであり、たとえばペットボトルの材料、人工関節などの医療材料、自動車や宇宙船の材料、ゼリー、豆腐などの食品や化粧品にも使われている。
ゼミでは、ソフトマターに関する英語の本の輪読、家でのソフトマター実験、レポート作成、発表、質疑応答などを行っている。
この内容にどのようにTOCfEの活動を加えたか、実践例を報告する。教育関係の方々には、どのようにTOCfEの要素を取り入れるか、参考になれば幸いである。
また企業の研修担当の方々や周りにさりげなくTOCfEを広めたい方にも役立つと期待している。

休憩(10分)

14:20-15:20 事例発表3

事例9.小野理恵子(高校2年生)

現役女子高生 TOCfEで自分と向き合う志望校選び

高校2年生冬、大学進学のため進路指導や進路相談が頻繁に行われるが、なかなか自分の思い描く将来と進路、志望校が見えてこない。
現在、大学の学部は多様化しており、将来の職業などを見据えないと選択が難しい。しかも学問と社会とのつながりが分かりにくいため進路指導の際、何を聞いていいのか、何を調べればいいのかさえ分からない。
そんな中TOCfEの3つのツールを使い、自分の言葉で論理的に考え、ポストイットに書き込んでみるとスッキリ道筋が見えてきた。その過程からTOCfEによる自ら考える進路選択を考察する。

事例10.河角恵子(キャリア教育スタッフ)

「もやもや」を整理して,発見の扉を開く

私は、公的機関で、就労困難者の就労支援に携わっています。TOCfEは主に個別キャリアカウンセリングの場面で利用していますが、他にも、職員や外部協力者の人たちとのミーティングや、対象者のグループワークにも導入を試みている最中です。
複数人で合意をとりながら思考を可視化していくには、とても有効なツールだと実感しています。
今回は、TOCの導入の目的、事例、活用における留意点、今後の活用方法等について御紹介したいと思います。

事例11.飛田 基(TOCfE理事)、一場 哲弘(サッカーコーチ)

自主性を育む小学生のサッカーチーム作りと、指導の実例

関東地区で三本の指に入る強豪クラブに、かつて0-10で敗れた小学生のサッカークラブチームの話。そこに赴任した、元リーグクラブコーチの一場監督。アンビシャスターゲットツリーを使って、監督が与える練習から、子供たちが目標達成のために考え、工夫する練習へと進化。また、クラウドを使って、モチベーションを下げることなく、ミスをすぐに修正する声かけの方法を考案。そんなチームに起きた変化と、教育の価値をお伝えしたい。

事例12.山下純怜、山下祥大、黒原紗寧子、谷澤和奏、須田菜月、吉田直矢(こども会議/小学生)

大人の皆さんへ。だから子供は言えないんです。今だから言える小学生の本当の気持ち。

僕たちは、同じ小学校に通う3年生から6年生の仲間です。
僕たちは、毎日、家や学校で、両親や先生たちから、たくさん命令や指示を受けます。
大人が命令すると、子供たちにどんなことが起きるのか、考えたことはありますか?
僕たちは、シンポジウムで大人が命令すると僕たちにどんなことが起きるのか、なかなか伝えることができない「子供の本音」を皆さんに聞いてほしいと思っています。
僕たちは、決して命令することを全て否定しているわけではありません。もし、命令すると、子供たちの中にどんな気持ちが生まれているのかを理解して欲しいと思っているのです。
同時に、なぜ大人は子供に命令してしまうのかを僕たちなりに考えて発表したいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

休憩(10分)
教育のためのTOC シンポジウム15:30-16:30 ワークショップ

思ったように行かない状況をブレークスルーの機会にする「ミステリー分析」

ファシリテーター:岸良裕司(TOCfE理事)

16:30-16:50 クロージング

17:30-19:30 懇親会(TKP渋谷 カンファレンスセンター予定)

ウサキリ賞発表、きしらまゆこ氏直筆イラストプレゼント!

毎回、満員御礼で、参加できない方々がおられることを心苦しく思っておりますが、会場の席に限りがございます。お早めの申し込みをご検討ください。

お申し込みは、以下のサイトからお願い致します:
http://kokucheese.com/event/index/141903/

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