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【1月22日まで早期割引】2013.02.10(日) 考える大人になるTOCfEシンポジウム@京都大学

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TOCfEシンポジウムのご案内と、事例発表のアブストラクトを掲載します。

今年の夏休みには、第2回目「考える大人」になるための「教育ためのTOC」(TOCfE: TOC for Education)の知識体系ワークショップを開催し、TOCfEの資格認定者を増やし、さらにファシリテータを日本中に作ることができました。

東京、大阪、北陸など各地域で、また、教育関係者、IT技術者、保育園の先生などの業界別で、次々と勉強会などが立ち上がり、コミュニティ活動も活発になる一方です。
https://tocforeducation.org/

・仲間が増えていく現場に居合わせていることがすごくハッピー
・中学生にも理解できるのがTOCの良さ
・やればやるほど頭が整理されていきます
・びっくりです。子どもが宿題を喜んでやるようになりました
・お父さんの負けです。子どもの方がよく考えています
・さっそく使ったおかげで、社内で高く評価されました
・会社でのややっこしい問題も、きれいに整理して解消できるようになりました
・みんなに頼りにされるようになりました。結果的に自分が変わった気がします

習ったことを、家庭や、会社、教育の場で幅広く実践されていることに、本当に驚きます。これらの成果を公開し、さらに日本中を「考える大人」だらけにしていくために、2013年2月10日(日)に、第2回「考える大人になる――教育のためのTOC」シンポジウムを開催致します。

場所は、京都大学。今年もノーベル賞を輩出した学問の府で「考える大人」になることを一日考えていきます。

そして、その京都大学で、同大学院で、なんとTOCfEが教えられています。今回、この成果の立役者である、京都大学経営大学院の若林靖永教授に、TOCfEを活用しての「価値と工夫」について基調講演を頂きます。また、今回のシンポジウムは、京都大学経営大学院の後援を頂けることとなりました。

事例発表も盛りだくさん。教育の現場では、保育園で、小学校で、高校でTOCfEが使われ大きな学びと成果が得られています。仕事の場面では、時には経営者を巻き込み、時には職場改革のツールとしてTOCfEが使われています。そして家庭では、5歳児から高校生まで、親子で使うTOCfEのさまざまな事例を共有します。しかも、事例を作ったご本人である小学生、中学生、高校生が登壇の予定です!

さらに、TOCfEの知識体系がまったくない人でも、参加された方々がその日から使える実践的な知識を提供させて頂こうと思っています。そのためにプログラムがコレです。

「日本を考える大人だらけにしよう!」ワークショップ

このワークショップでは、まず、初めての方でも分かるように、アンビシャス・ターゲット・ツリーの使い方を教えます。大きな目標があるが、どうやってそこに達することができるのかは分からない。そんな時に、乗り越えるべき障害を特定し、クリアすべき中間目標を設定し、そのための行動を順序立てて計画するためのツールです。そして、このツールを使って、日本を考える大人だらけにするための計画をみんなで作っていこうと思います。

アンビシャス・ターゲット・ツリーを使うと、未知なことへのチャレンジに道筋をつけることができるようになります。子どもの教育はもちろんですが、ビジネスや人生設計にも幅広く活用できるものです。そして、「ぜひ、周りの人にもTOCfEを広めたいけど、うまくできない」という悩みも解消できることになるかと思います。

しかも、ファシリテータは、TOCのワールドレベルの第一人者、岸良裕司。夢をかなえるアンビシャス・ターゲット・ツリーをトップエキスパートから日本語で学ぶことができる絶好の機会です。

当日のアジェンダは以下を予定します。
(詳しくは、別途投稿するアジェンダ詳細  https://tocforeducation.org/?p=774 をご覧ください)

日時;2月10日(日) 9:00開場 9:30開始 17:30終了 (懇親会18:00~19:30)
開場;京都大学 法経済学部東館2F 第3教室

9:00 開場

9:30-9:50  オープニング

キャシーからのビデオメッセージ

9:50-10:50 基調講演 京都大学経営大学院 若林靖永教授

TOCfEを活用しての「価値と工夫」

休憩(10分)

11:00-12:00 事例発表1 (以下、敬称略)

【学校で使うTOCfE】

事例1.伊藤孝一  保育士さんたちにTOCfEを教えてみて

TOCfE国際認定セミナーに参加し、家内が保育士だったこともあり、保育士のグループを中心としたTOCfE勉強会を開催した。幼児教育というテーマ、都心から離れた場所での勉強会であるにも関わらず、大変な盛り上がりを見せています。現地では、「さるかに合戦」を題材に、子どもたちがブランチやクラウドを作りました。保育士さんたちの学びと共に紹介します。

事例2.橘  凛保 「考える道徳6年生」を「TOCfE」で紐解くことの検証

子どもたちにとって当たり前である『学校に行くこと』を、改めてTOCで考える授業。「学校に行く・行かない」という対立をクラウドで考えました。TOCの方法は、子ども達に『意見はすべて受け入れられる』という安心感と、『自分自身で不合理に気づく』という発見を与えてくれます。さらに、対立を満たすための考えが話し合われるなど、TOCfEへは大きな期待があります。

事例3.飛田 基 もし高校の女子テニス部がゴールドラットの『思考プロセス』を使ったら

初心者からジュニア選手までで構成される、高校の女子テニス部。女子特有の人間関係に、指導歴20年のベテラン監督でも、まとめるのに一苦労のチーム。昨年は1回戦負けだったそんなチームが、たった3回の指導で4回戦進出。TOCfEを使って、チーム全体のレベルを大きく押し上げることができました。まさか、そこがボトルネックだったとは!!

事例4.臼田 孝史 今、なぜ「ちゃんと」考える力が必要となって来ているのか?

答えは誰かが教えてくれるものと思っている子どもたち。でも、社会では、答えのないことが当たり前。自分の頭でちゃんと考え、ちゃんと相手に伝え、相手の言うこともちゃんと受け止める。一人でも多くの人にそうなってもらいたい。そのために、『今、なぜ「ちゃんと」考える力が必要となってきているのか?』ということを、まずは私たちがちゃんと考えてみました。

12:00-13:00  ランチ

13:00-14:30 事例発表2

【職場で使うTOCfE】

事例5.杉村寿重 社員も経営者も全員がHappy!

最近転職に成功した A さん。新しい会社では本業以外の雑務が多く高残業の毎日に悩んでいます。自分の専門に専念し、実力をつけたい。でも、転職したてで、そんな悩みも打ち明けらない。そんな話を聞き、悩み解決の手助けに TOCfE のクラウドを適用してみました。  「相自時妙」で検討した結果、どうやって雑務を削減できるかを見つけることができました。

事例6.中谷 健 職場の改革は、「教育のためのTOC」から

TOCの知識体系やツールは、本当に素晴らしい。しかし、「知っていること」と「できること」は大きく違います。TOCfE国際認定セミナーの参加メンバーで、オリジナルテキスト編纂し、ビジネス関係者約100名に、「正しく考え行動するためのトレーニング」を実施しました。関係者全員が、TOCの基本を理解していることのパワーは計り知れず、今では、調和も生まれています。

【家庭で使うTOCfE】

事例7.田中公明  我が子を考える大人にするために

親として自分の子供には、「せめて親よりましな人間になって欲しい」。我が子には勉強の大切さを自覚して欲しいと思い、TOCfEに連れて行ったところ変化がおきました。そうして、アルファベットを言うことも危なかった子供が、親の手伝いを受けつつも、キャシーにクリスマスのメールを送ることができました。この経験から得られた二つの学びを共有します。

事例8.濱野繭子 5歳児のTOCfE アイスのクラウド、パジャマのブランチ

5歳の娘がいます。TOCfEの質問を重ねることで、娘の要望がわかりました。そして、親として「こどもはこう考えているはず」という思い込みを持っていることにも気づきました。また、指示や命令しなくても、怒らなくても、リードをしてあげれば、自分で考え行動することができる!と実感できました。そんな気づきのきっかけとなった事例を紹介します。

事例9.岩井慎一  新体操で銅メダル獲得!

自分がやったことを修正されるとすぐに怒って泣き出す私の娘。運動が苦手で、体力作りにと始めた新体操。本人は「競技会ではメダルを取る」と言いますが、技が出来ないところを教えると「出来ないんだもん」と大声で泣き出す日々。でも、ブランチが娘を変えました。11月の競技会で銅メダルを獲得するまでの気づきと成長をみなさんと共有します。

事例10.吉田裕美子 自分たちで道を切り開く力を育んでいくために

ある時、息子を含む小学校5年生の子ども達がこんな事を言いました。
「先生の教え方が悪いから、算数が分からない」
問題を人のせいにすることで、この子達にどのような影響があるのかと考えると、放ってはおけませんでした。子ども達が自責で物事を考え、自分で道を切り開く力をつけていくために、親としてサポートできることをブランチの事例を通じてお伝えします。

事例11.西 暁 TOCを使って中学校生活を充実させよう!!!

中学生の西です。TOCfEのワークショップで学んだツールに刺激を受け、夏休みの課題作文にブランチを使った結果、優秀賞を獲得。期末試験も上々の出来でした。そこで、次に私が所属する体操部で、バク転をマスターするためにアンビシャスターゲットを使おうと試みました。途中までは順調でしたが、大トラブル発生!!当日の発表をお楽しみにください。

休憩(15分)

15:00:17:30「日本を考える大人だらけにしよう!」ワークショップ

-アンビシャス・ターゲット・ツリーを使い、日本を「考える大人だらけ」に
するためのワークショップです。初めての人でも大丈夫なように、
ツリーの作り方も教えます。

18:00-19:30 懇親会(校内カフェテリアにて)
ウサキリ賞発表、きしらまゆこ氏直筆イラストプレゼント

有志で二次会

TOCfEはシンプルでやさしい。でも、想像以上に、パワフルです。

充実した一日にしたいと思っています。

この知識体系の日本への普及に、ご協力いただける方々のご参加をお待ちしております。また、こういう活動にご興味をいただけるお知り合いがおられましたらお誘いいただければ幸いです。

会場は、若林教授のご尽力により、京都大学の教室をお借りすることができました。そのためより安い参加費でご参加頂けます。懇親会費込みで、こちらになります。

1月22日(火) 23:00 までに申し込みの方:5,000円 それ以降 :6,000円

毎回、満員御礼で、参加できない方々がおられることを心苦しく思っておりますが、会場の席に限りがございます。お早めの申し込みをご検討ください。

お申込みサイト
http://kokucheese.com/event/index/68625/

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