役員紹介(2022年6月1日〜2024年5月31日)
代表理事・理事長 若林 靖永
理事 吉田 裕美子
理事 藤田 国和
理事 松山 竜蔵
理事 濱野 繭子
監事 東 秀和
事務局紹介
事務局長 松山 竜蔵
事務局 安田 悦子
事務局 奥田 拓也
事務局 竹ノ下 知子
理事長あいさつ 若林靖永(佛教大学社会学部公共政策学科教授)
教育のためのTOCはアメリカに本部がある団体で、本NPOはその日本支部として設立されました。岸良裕司氏(ゴールドラット・コンサルティング)が本部のキャシー・スエルケン代表を招いて、2011年に日本で初めて教育のためのTOC国際認定プログラムを開催したことが出発点です。
それから5年、日本では他国と比べて広く教育のためのTOCが広がってきているのが特徴的です。つまり、「ちゃんと考える」ことで「充実した人生を送りたい」と考えている、さまざまな子どもと大人が、教育のためのTOCの考えとツールに学んで、積極的に日々の生活、学校、会社で使っていることです。そして、それを互いに学び合おうと各地で自主的なコミュニティの集まりが開かれてきています。
代わりに、海外では中心になっている学校教育の中で教師が授業等で活用し、子どもたちが習得していくということは広がっていませんので、今後、学校・企業・団体での研修を広げていくことが大きな課題であり、挑戦です。
私はマーケティング等の教育・研究を行っていますが、教育のためのTOCのツールが促す批判的思考、問題解決、チームワークなどはこれからのリーダー教育、グローバル化の中で求められる人材教育でもあると考えています。
「ちゃんと考えなさい」「いっしょに考えて話し合いましょう」と言われても、なにをしたらそれができたことになるのか、そのための方法論・スキルを持たず、結局、考えない、話し合わないということになっていないでしょうか。教育のためのTOCの3つのツール、因果関係を見える化するブランチ、対立を克服するアイデアを創造するクラウド、大きな目標を達成する計画を立案するアンビシャス・ターゲット・ツリーは、そのためのシンプルでパワフルな方法論・スキルです。
私たちは教育のためのTOCを普及することで、私たち一人ひとりがともに充実した毎日を送り、そしてより良き世界の形成に貢献したいと思います。